ReENTA tasteトップ >> イベント・公演 >> ブレーメンの自由
劇団俳優座が1991年に発足させた小劇場活動「LABO」。20周年記念公演の第2弾として、ドイツジャーマンシネマの担い手ファスビンダー作による「ブレーメンの自由」をお送りする。
舞台は19世紀のドイツ、ブレーメン。ゲーシェの夫・ミルテンベルガーは鞍屋を経営している。彼は家長として横暴に振る舞い、妻を服従させていた。夫の思うままに殴られ、家畜のように扱われるゲーシェだったが、そんなある日、ミルテンベルガーが急死する。
夫の死から程なくして、ゲーシェは店の経営をゴットフリートに任せることにした。彼は夫の生前からの友人であったが、密かにゲーシェと想い合っていたのだ。ゲーシェはゴットフリートと暮らし始める。しかしゲーシェの母は、結婚せずに男と暮らす娘を非難した。母から「女にとってしつけや分別が大切」と窘められるが、そんな生き方を強いる母を「私には自分の意志がある」と突っぱねるゲーシェ。だが、その母も突然亡くなってしまう。
自由を求め、自分の意志を持って生きようとするゲーシェに対し、周囲の人間が次々と、彼女の自立を阻むように彼女を社会秩序の枠の中に押し込めようとするのだが…。
荒木真有美、塩山誠司、星野元信、天野眞由美
脇田康弘、八柳豪、小田伸泰、蔵本康文、松崎賢吾、生原麻友美、齋藤隆介
アーティスト・主催 | 劇団俳優座 |
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イベント・公演期間 | このイベント・公演は終了しました。 |
会場 | 劇団俳優座 5階稽古場 |
2010/04/15 更新