短編演劇アンソロジー 芥川龍之介篇 「架空線の火花」

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演劇/ダンス

短編演劇アンソロジー 芥川龍之介篇 「架空線の火花」

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近代小説の舞台化において、その質の良さと衝撃度で好評のキンダースペースが送る、芥川龍之介作品アンソロジー、待望の第二弾!

短編演劇アンソロジー 芥川龍之介篇 「架空線の火花」

雨はかなり烈しかった。彼は水沫の満ちた中にゴム引の外套の匂いを感じた。
すると目の前の架空線が一本、紫色の火花を散らしていた……。
彼は人生を見渡していても、何も特に欲しいものはなかった。
が、この紫色の火花だけは……命と取り替えてもつかまえたかった。(或阿呆の一生 より)

 芥川龍之介はその短い生涯の終わりに多数の自伝的作品を残している。
 数においても方法の多彩さにおいても群を抜くそれらの短編は、いわゆる私小説とも自叙伝とも異なって、読者に或る神経的なイメージを喚起して迫ってくる。
 それはつまり、この作家にとって晩年の創作が、様々な作風をジグザグに進んだ作家の最期の足跡などではなく、創作に捧げつくした自身の神経の有り様、正に一本の道を進んでいった大詰めの、命を賭けた一瞬の火花だったということである。
 したがって私たちは、彼の作品を分類し見つめるのを止め、その神経でしか掴まえ得なかった人生の一瞬を並べ見ようと考えた。
 そこから浮かび上がるものは、繊細で才能に溢れ、神経も心も兼ね備えた一人の芸術家の姿。その筈である。

 わが国の近代文学を取り上げ日本人に固有の心象や心情に焦点を当てて舞台化する「短編演劇アンソロジー」。今回は「羅生門」「地獄變」「或阿呆の一生」を取り上げ、作家論、芸術論にまで迫りたいと考えています。


キャスト

瀬田ひろ美・平野雄一郎・小林元香・深町麻子・大桑茜・秋元麻衣子・安食真由美・誉田靖敬・森下高志・瀧本志優・清水拓也・西村剛士(メディア・フォース)

イベント・公演情報
アーティスト・主催 劇団キンダースペース
イベント・公演期間 このイベント・公演は終了しました。
会場 劇団キンダースペースアトリエ

2009/08/18 更新

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