ReENTA tasteトップ >> イベント・公演 >> 鉄鋼スベカラク

僕は負け犬だ。
だから僕は校庭を走り回り、生徒の視線を一身に集める野良犬になる。
走る意味を知って、それがやたら楽しくて、走り回る。
孤島に注ぐ海風を全身に浴びながら、負け犬なりに考える。
僕が昔愛して止まなかった家族や友人や恋人の顔を思い浮かべ、ひたすら走る。回る。
私の妹が野良犬に噛まれて叫んでいる声を携帯電話ごしに聞いた。
私はその声を聞いて、妹がどんな顔して逃げ回っているのか想像する。
妹に噛み付いて、たぶん、きっと、ひょうひょうと逃げている野良犬の顔を。
電波が雨霰のように降り注ぎ、私はひたすら、想像する。
錦鯉の如く優雅に
鉄鋼の如く固い意志で
獣の如き眼光を持ってして
「僕が」「私が」確かめる。
『加害者』対『被害者家族』
無人の島「鉄島」で起こる、絶対に相容れるはずのない男と女の物語。
観る方向で全く違うパラレルワールドが、同一舞台に立ち上がる。
尼崎ロマンポルノ、初の精華演劇祭、初の四方囲み舞台、
電光石火の100分演劇。
村里春奈 堀江勇気 森田真和 田米克弘 寺本多得子(桃園会)コーディー 松田卓三 平井佐智子 大江雅子 橋本匡
作:橋本匡 / 演出:橋本匡 / 音楽:田米克弘 / 舞台監督:谷本誠(CQ) / 照明:加藤直子(DASH COMPANY) / 音響:大西博樹 / 美術:サカイヒロト / 制作:尾崎雅久・安部祥子 / その他:演出助手 行田裕哉
| アーティスト・主催 | 尼崎ロマンポルノ |
|---|---|
| イベント・公演期間 | このイベント・公演は終了しました。 |
| 会場 | 精華小劇場(大阪・なんば) |
2008/12/21 更新